トップスインしなくてもお洒落感は出せる

トップスをインするのが、実はあまり好きではありません。お腹の太さが一目瞭然だしさー。テクニックで誤魔化せても、食べれば出るし。

もちろん、バランスが良く見える場合はそう着ることもありますが、一番好きな組み合わせは上ダボ、下シュッなんです。
だからこの方のスタイルはかなりツボでして、今すぐにでも参考にしたい!と思いました。

クリムト展を観に東京都美術館へ行った日、上野公園で骨董市をやっていたので、少しのぞいていこうかと立ち寄ってみた時に目撃した女性です。

オーバーサイズのプリントTシャツに、透かし編みのニットロングスカートの組み合わせ。
「長+長」コーデが好きなのはやっぱり、気負っていないのにどこかお洒落に見えるところ。

トップスインした「短+長」コーデの方がスタイルアップして見えるというイメージはあるけれど、
「長+長」でも下半身をシュッとさせれば、着太りを防げてスタイルも良く見えます(お腹が出ていても目立ちにくいところもありがたい)

「ダボTを大人の街着に昇格させるコツ」を私なりにまとめると…

  • Tシャツにプリントがあると良い(全無地だと、バスト近辺を持て余し、太って見える)
  • 顔がぼんやりしていると部屋着に見えてしまうので、ある程度メイクはする(顔立ちにもよるけれど、眉とリップは最低限必要な気がする)
  • 髪はまとめた方が断然良い。首を出す!
  • ピアスやイヤリングなど、耳に何かしら飾る。メリハリが出て、簡単に「手抜きしてない感」が出せる

大人が街でラフなTシャツスタイルをするなら、スカートはこの方のように透かし編みのニットだったり、プリーツ素材をおすすめします。

「シュッとしたシルエットで、きちんと見える素材のもの」を選べば、ちゃんと「街着」になる
ビーチサンダルも、ストラップが細めのものや、レザー素材を選べば、大人っぽく仕上がります。


早速、プリントのダボ白T 持ってたかな…と探してみたら、UNIQLOのゴンさんTシャツしか無かった 笑

ashimai(あしまい)
服と猫が好きなイラストレーター。
著書に「大人女子着こなし図鑑」(KADOKAWA)
「おしゃれ”着こなし”ベストコレクション」「おしゃれデート服コレクション」
「おしゃれ女子コレクション」(ともに大和出版) がある。
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